からくり人形のお話

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 これが『布袋軕』の離れからくりです。この他に采振り(ざいふり)人形と大将人形があり、計3体のからくり人形で構成されています。
 采振り人形とは、軕の巡行中にお囃子に合わせて采を交互に振り上げて道中のお浄めをします。大将人形とは、軕の最上部の奥に“どかっと”鎮座する人形のことであり、一般的には据え置き型の人形となります。しかし新生布袋軕では、大将人形の布袋さんもからくり人形になっています。そして写真の離れからくりですが、実は人形が手をついている蓮台もからくりなんです。お囃子(謡曲)に合わせて奉芸をするときのまさに主役です。采振り人形に1人、大将人形に1人、離れからくりに3人の計5人で操ります。意外と大人数だと思いませんか?
 からくり人形は3体とも「後藤大秀」先生の作で、能面師としての技術に裏打ちされた人形の命とされる顔の表情が特に素晴らしく、3体とも愛くるしい表情で癒されますよね。


 収穫の秋。東北の採れたての果物で至福の時間を独り占め。

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