布袋軕の彫刻の説明

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 大垣市文化財調査報告書に記載された内容にもとづいて、布袋軕の彫刻は復元されました。『後軕の龍頭の彫刻は、創建以来本町の軕とその豪華さを競った』と報告書の中に記されています。後軕とは、軕の後ろ側の事を指します。大垣の軕の特徴の一つに『見送り幕』と呼ばれる大きな掛軸が下がっております。これは軕が通り過ぎた後の姿も、自慢の装飾品を見てもらう為に各軕がその豪華さを競ったとされます。その『見送り幕』や彫刻を含めて『見送り』と呼びます。
 
 中町布袋軕の龍頭の彫刻は、その見送り幕のすぐ下の入口上部に睨みを利かせながら『守り神』として君臨しております。戦前の布袋軕は、見送り幕に郷土出身の『高木美石』画伯の『怪厳蹲虎(かいがんそんこ)』の虎図が飾られており、龍頭の彫刻と対峙した構図であった事から“龍攘虎搏(りゅうじょうこはく)の壮観”ともてはやされていたそうです。新生布袋軕では、 『守り神の龍』として甦りました。作者は岐阜市の社寺彫刻師、『波雲浩運(なぐもこううん)』氏です。使用木材は厳選された『木曽桧』です。
 こちらにも紹介されていますので、宜しければどうぞ。
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