大垣まつり「神楽軕」への熱い想い。

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 平成30年の大垣まつりは、中町は二両軕でした。すなわち三両軕の一つである「神楽軕」の当番がが3年ぶりに回ってきたのです。本来は有り難い事なのでしょうが、今の中町の町勢では、人的にも金銭的にもかなりの負担を強いられていることは間違いのない事です。
 神楽軕(三両軕)には「先ぶれ」といって事前に大垣まつりの告知をしてまわるしきたりがあり、試楽・本楽をあわせて実に4日間曳くことになります。大垣まつりは5月の第2週の土日ですので、ゴールデンウイーク直後になります。会社員の方々も大変な思いで有給休暇を取っているに違いありません。そんな大変な「神楽軕」なのですが、布袋と神楽のどちらに就くかというと、ほぼ皆神楽を希望します。大垣城主戸田家の家紋(九曜紋)の入った水引幕で飾られた神楽軕は、常に行列の先頭に立ってお祓いしながら巡行します。また三両軕の中で唯一「神楽軕」だけに警護がつきます。見た目に素朴な神楽軕ですが、権威は最上位なのです。一般の見物客にもこの事は知っておいてもらいたいですね。実はこの神楽軕、戦前の古写真を見ると分かるのですが、他の三両軕(大黒軕・恵比寿軕)と同様に勾欄は黒の漆塗りで、彫金金具も付いておりました。昭和の時代に白木の状態の神楽軕で「県の重要有形民俗文化財」に指定されているため、今となっては当時の姿に再現することは難しいかも知れませんが、そんな神楽軕を見てみたい気もします。私が子供の頃は3年に1度の神楽軕しか有りませんでしたから、思い入れ入れは今でも強いです。

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私もよく利用しています。

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