大垣まつりを外側から見てわかる事

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※中町「布袋軕」の夜宮の回転の様子。

 大垣まつりを深く知るためには、他の地域の曳き軕まつりを見学しておく必要があります。私自身すべての祭を知っているなどと到底言う事は出来ませんが、それでも他の祭を見て我が町の大垣まつりを再認識することは出来ました。良い悪いは抜きにして私が感じた大垣まつりの特徴と言える部分を抜き出してみます。

とにかく祭りの規模がでかい。露天商の数は500件以上、その昔は800件有ったと言われるほどこの地域最大規模の祭です。
軕の形態が様々である。大垣藩主戸田家の「三両軕」、名古屋型と言われる「からくり軕」、長浜型と言われる「舞台軕」があり、東西文化の融合地域の特性を持ち合わせている。
大垣の軕は前を下げお辞儀をして回転する。他地域の軕はほぼ前を持ち上げて回転します。
とにかく曳き回す。大垣祭りの本楽の8.8キロの巡行のみならず、三両軕に至っては先触れを含めて4日間、実に2倍の距離を練り歩く。
夜宮が試楽と本楽の2回ある。一般的に2日間の祭であれば、夜宮は初日の1回のみで終了するようです。
夜宮の大垣八幡神社境内のおばけ屋敷のスピーカーの音量が半端ない。これは大垣まつりの名物かも知れませんが、おばけ屋敷に負けずに10ヶ町の軕もスピーカー音量MAXで対抗している。大垣まつりの夜宮はかなり盛り上がります。

 他にもまだまだ有りますが、特徴的なのはこの辺りでしょうか。しかし他地域の曳山まつりで、大垣まつりが是非とも見習わねばならないこともあります。それは音源に頼ることなく生演奏しているという事です。大垣まつりに欠落している弱点はここであると断言します。軕の維持管理も大変ですが、お囃子の継承はそれ以上に大変なのです。現在終始生演奏で掛芸奉納している町内は、本町「相生軕」と竹島町「榊軕」などごく一部にとどまっております。中町「布袋軕」も生演奏にはこだわって行きたいと思っております。10ヶ町皆でより良い大垣まつりにして行きましょう。
 

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