桑名市石取祭「石取会館」に行ってきました。

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※石取会館に展示されている「旧 東太一丸」

 ユネスコ無形文化遺産、国指定重要無形民俗文化財の“日本一やかましい祭”で有名な三重県「くわな石取祭」ですが、曳山展示館である石取会館に見学に行ってきました。
 くわな石取祭は桑名南部町屋川の石を採って、祭地を浄めるため春日神社に石を奉納する祭で、毎年8月第一日曜日とその前日の土曜日に執り行われています。
 
試楽(土曜日)の午前0時に叩き出しが行われ、組内を明け方まで曳き回し、その日の夕方からも各組内を回り深夜には一旦終了します。
 本楽(日曜日)は午前2時より本楽の叩き出し、午後からは各祭車が組ごとに列を作り、渡祭(神社参拝)のための曳き揃えを行います。一番くじを引いた花車を先頭に午後4時30分より引き出され、午後6時30分からは春日神社への渡祭が順次行われます。渡祭後は七里の渡跡を経て、午後9時頃より始まる田町交差点における4台ずつの祭車による曳き別れは見逃すことの出来ない場面です。

 この行事内容を見ると、大垣祭と比べ物にならないくらいタフな祭だと感じます。時間帯が全く違い深夜に行われています
 石取祭の祭車は全部で43台あり、今年は5台が修理等により休祭・休台となっており、38台が参加したそうですが、いずれにしましても相当な数があります。祭車は大きく分けて人形を乗せたものと、13個の提灯で飾ったものとあります。彫刻や装飾幕はかなり豪華です。大垣祭の軕と同様、空襲を免れた物から再建された物まで多種多様です。また鉦や太鼓の打ち物に女性の活躍が見られるのも特徴的です。
 館内で受付の女性職員の方にお願いして、10分ほどの石取祭の映像を見せて頂きました。真夏の8月に深夜から朝まで汗だくになって、鉦や太鼓を40台にもおよぶ祭車が一斉に叩けばそりゃ“日本一やかましい祭”と言うのもうなずけます。

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※旧 東太一丸の彫刻
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※旧 太一丸の装飾幕

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