「大垣祭の軕等修理委員会」第一回会議

大垣祭軕修理委員会の様子.jpg
※大垣祭の軕等修理委員会の様子

 昨日平成30年11月30日(金)午後1時00分~3時30分まで、大垣市役所北庁舎北館2階会議室において第一回「大垣祭の軕等修理委員会」が開催され、中町から2名参加しました。国の重要無形民俗文化財に指定された大垣まつりですが、大垣祭保存会と修理等に関することは事前の修理委員会の会議によって決定される方式に変わりました。委員会のメンバーは次の通りです。

【委員】
西岡陽子 委員長 総合担当
早川晃示 副委員長 からくり人形担当
鬼頭英明 軕構造担当
不破健人 金工担当
藤井健三 染色担当
伊藤卓志郎 大垣祭保存会会長 伝馬町
服部聖治 大垣祭保存会副会長 魚屋町
細川治直 大垣祭保存会副会長 本町
【オブザーバー】
前田俊一郎 文化庁文化財第一課 文化財調査官
亀山善弘 岐阜県生活環境部県民文化局文化伝承課
【事務局】
守屋明彦 大垣市教育委員会事務局長
中井正幸 大垣市教育委員会文化振興課長
竹中稔 大垣市教育委員会文化振興課主幹
蒔田隆行 大垣市教育委員会文化振興課

 今回の会議の修理委員会提出案件としては、①新町菅原軕の屋形受柱修理に関する事②宮町猩々軕の屋形上げ改修に関する事が協議されました。結論から言うと、緊急性を要しない事と、修理方法が確立されていない事から先送りにされました。
 緊急性を要する修理に関しては、いろいろ有りましたが大別すると、市補助対象事業自主事業があります。緊急性を要するものでも事前協議を図ることが必要で委員会で決定されなければ修理が出来ません。また自主事業も本来は事前協議をする必要があるそうですが、今回は事後報告の形となりました。中町の自主事業もいろいろと事後報告をさせていただきましたが、今後は面倒なことになりそうです。
 そして中長期計画事業としましては、①中町布袋軕の漆、金具取付工事、②本町相生山の見送り幕復元新調、③岐阜町愛宕山の前水引幕復元新調があります。中町布袋軕の場合、平成27年度より毎年、漆、金具取付工事の事業計画を提出し続けており今年で5年目になります。最優先事項のはずですが、今回の大垣祭保存会と修理委員会の協議が始まったことにより、些か話が後退した感があります。中町も再三にわたって研究と検証を積み重ねてきており一定の結論を導き出しております。しかしその間に委員のメンバーが変わったり、協議事項が増えたりして、現状は二歩進んで三歩下がり、組織は完成しつつも結果が何一つ出せない状況です。何のための祭なのか。町内の人間は観光客を楽しませるための労働力でしか無いのか。本来の仕事の傍ら、誇りと責任において当然無償で働いているわけです。祭の運営は待った無しの状況であり、町内は大垣祭に合わせて計画をしているわけで、修理等の許可が下りたから終わりではないのです。とは言え、大垣市文化振興課の方々は我々の為に本当によく働いて下さっており、表舞台においても裏方においても実に段取り良く円滑に事を運んでいただいております。大垣十ヶ町と大垣市文化振興課の強固な結束なくして、今後円滑に大垣まつりを運営していくことなど有り得ないのです。十ヶ町が必要なのはスピード感です。構成委員のメンバーの先生方には、よくよくその事を理解していただきながら、より良い大垣まつりになるようお願いするばかりです。
 

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