「大垣祭の軕等修理委員会」十ヶ町の立場について

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※大垣祭の軕等修理委員会の様子/場面2

 「大垣祭の軕等修理委員会」第一回会議について先ほど記事に書きましたが、補足説明および十ヶ町の立場について考察したいと思います。まず今回の委員会のメンバーの任期は、平成30年4月1日~平成32年3月31日までの2年となっております。委員会メンバーは、各分野毎の専門家の先生が5名、大垣祭保存会から会長1名副会長2名の計8名。オブザーバーとして、文化庁文化財第一課の文化財調査官が1名、岐阜県生活環境部県民文化局文化伝承課から1名の計2名。事務局として大垣市教育委員会事務局長1名、大垣市教育委員会文化振興課から3名の計4名。合計14名で構成されております。しかしながら今回の会議には、漆塗り関係の専門家の姿がありませんでした。今後は西岡委員長により決定されるそうです。そんな中での会議であり、どちらかと言えば初顔合わせの様相が強かったと思います。

 私は中町の代表としてこの会議の様子を傍聴させていただいておりましたが、懸念される点がありました。それは修理委員会において、十ヶ町の代表として3名(大垣祭保存会)が出席されているわけですが、平成31年度の修理委員会提出案件として、新町菅原軕の「屋形受柱修理」と宮町猩々軕の「屋形上げ改修」が挙げられ、結果先送りとなった件において、十ヶ町の代表者として今回提出された要望を汲み取れていない状況が露呈しておりました。つまり修理委員会に対して大垣祭保存会の後押しが弱いのです。十ヶ町で構成される大垣祭保存会のメンバーは専門家ではなく、運営の主体であるはずです。であるならば、軕の補修に対しては最大限に寛容でなくてはならないはずです。形あるものを曳き回して動かせばガタが来るのは当然であり、それをダメだとするのなら軕は曳けないのです。また、合理的な修理法が有ったとして、それを他町の素人が意見するなど言語道断なのです。専門家はそのためにメンバーとしているのです。今回は第一回目であり、まだ何も決定されておりませんが、今後このような状況が続くのであれば、近い将来10ヶ町は必ず分裂します。
「誰それが代表の時は後押ししてくれなかった!」→「後押ししてくれなかった奴にだれが後押しするか!」
この負の連鎖は絶対に避けなくてはなりません。最終決定はあくまで結果である為それは受け入れなければなりませんが、十ヶ町の代表としてとして保存会の代表としてやることをやったのかが問われるのです。明日はわが町内にも降りかかる問題であります。十ヶ町はお互いに全力で応援し合う同志でなければなりません。軕の優劣を競っているわけではありません。比較など出来るはずないし何の意味もありません。二年間の任期においてその実績も今後問われるでしょう。修理委員会に対して十分に折衝できるための戦略も必要なのではないでしょうか。

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