夜宮の布袋軕、照明における裏話

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※布袋軕、提灯点灯の様子

 中町布袋軕は、平成24年の大垣まつりに実に67年ぶりに復活を遂げました。夜宮の提灯枠から、雨天のビニールシートまで平時には使わない備品が予想以上にあり、大変苦労したことを思い出します。また予期せぬトラブルも曳いてみて初めて知る事も多々ありました。

 布袋軕の夜宮の提灯は、当初からLED電球使用の一択で意見が一致していたのですが、屋形の中の布袋さんを照らすか照らさないかで意見が分かれました。私は照らしたほうが見た目が良く明るいので絶対にこれだと思っていましたが、当時の担務員長が“御簾の中は照らすものではない”と照らすことに反対しておられました。結果は賛成多数により翌年より布袋さんに照明を当てることになりました。
 また提灯枠に取り付けた提灯を吊るすフックネジの形状が「丸型」をしていたのが良くなかったようで、提灯が揺れると弾みで飛んで外れてしまう事が判明したのです。本当は「角型」形状が望ましく、揺れてもクルクル回ることは無いのですが、何せ物が見つかりません。意外と需要が無いのかネットでも探し当てることが出来ませんでした。正式名称が分かると良いのですが… とりあえず今は縛り付けて対応しています。

 LED電球の利点は何と言ってもその明るさです。当初は「色が白すぎる」とやら、「風情が無い」とやら随分と反対意見も取り沙汰されましたが、やはりバッテリーが長持ちする事と、比較すれば一目瞭然で、断然LED電球の明るい方が見栄えがするのです。今後は布袋軕の提灯枠をもう一列追加して、さらに提灯の数を増やす計画もあります。重要有形民俗文化財に指定されていないメリットを存分に発揮したいと思っています。

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