大垣まつりが10倍楽しくなる、本軕全長対決!!

大垣祭軕特別曳揃え駅前通り.jpg
※大垣祭軕特別曳揃え。駅前通りにて

 昔からの大垣まつりの特徴の一つに、三両軕を含めて実にバラエティーに富んだ形式の軕が、時代と共に変化しながら現在にまで至っている事です。その時代の流行や最先端の技術を取り入れ、十ヶ町がその豪華さを競い合う。これが大垣まつりなのです。
 本軕に完成というものは無く、修理してはさらにその上を行く技術や装飾品を取り入れて行ったのでしょう。中町の場合、布袋軕は二度焼失していますし、他町の軕も、少しずつ装飾を加えては修理をしての繰り返しであった事でしょう。そして先の大戦での空襲による焼失です。普通なら絶対に立ち上がる事など出来ません。それが平成二十四年に13両すべての軕が揃うなど、日本中どこを探しても前例が有りません。そして結果ユネスコ登録です。行政と十ヶ町の情熱があって、大垣まつりは復活を遂げたのです。実に誇らしい限りです。

 さてそんな背景を踏まえて、今回は本軕の全長を調べてみました。(全長とは前手古棒先端から後手古棒先端までの長さとしています)。但し、三両軕は比較の対象からは敬意をもって除外しました。

①本町「相生軕」…5977㎜ →納得の第一位。
②俵町「浦嶋軕」…5839㎜ →浦嶋軕はデカイことが判明した。
③竹島町「榊軕」…5825㎜ →意外と長い。テコの原理で良く傾くのかも知れない。
④中町「布袋軕」…5733㎜ →菅原軕の寸法に近いと思いきや20㎝程長かった。
⑤伝馬町「松竹軕」…5575㎜ →芸軕は長く見えるがそうでもない。
⑥新町「菅原軕」…5536㎜ →一番均整が取れている形かも知れない。
⑦船町「玉の井軕」…5428㎜ →松竹軕同様に見た目ほど長くはない。
⑧宮町「猩々軕」…5419㎜ →鯰軕と同形式の軕だが結構長い。
⑨岐阜町「愛宕軕」…5340㎜ →逆に意外とコンパクトだった。
⑩魚屋町「鯰軕」…4907㎜ →本軕の中では断トツ短い。

 この全長のサイズが、軕の曳き方の個性にも表れているように思います。



 

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