平成24年の大垣まつり、布袋軕の采振り人形は借り物?

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※平成24年の大垣まつり。布袋軕の采振り人形。

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※現在の布袋軕の采振り人形。

 中町布袋軕は平成24年に、戦後67年ぶりに再建お披露目となりましたが、記念すべきその年の布袋軕は未完成の部分が非常に多く、お囃子は道行きと帰り軕の2曲のみ彫刻も後軕の一部のみ。からくり芸は大垣で唯一の離れからくりでしたが、習得しきれず離れ技を回避しての逆立ちのみ。もう全てが中途半端でお恥ずかしい限りでした。布袋軕のからくり人形製作者の「後藤大秀」先生曰く、離れからくりの習得には7年かかると言われて大目に見て頂いておりましたが…
 とまれ、この年の中町布袋軕は全てが初体験であり、右も左も分からないところから第一歩を踏み出したのです。因みに手古さんは、名古屋市東区の出来町天王祭のプロの楫方集団の「二番永田組」さんに手伝っていただきました。軕の構造が名古屋の山車と違うこともあり、随分と困惑されたかと思います。お囃子も「二番永田組」さんの力をお借りして、親交のあるお祭りの囃子方(女性)にも参加してもらい、八幡神社での奉迎をなんとか終えることが出来たのです。
 ここまでは、調査報告書の中にも記録が残されているためご存知の方もあるかも知れませんが、初年度の布袋軕の采振り人形が、実は借り物だった事を知っている人は意外と少ないのではないでしょうか? 初年度の采振り人形と現在の采振り人形の写真を載せましたので見比べてみて下さい。気付いておられた方はいましたか?

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