神楽軕の「先触れ」において意外と大変なこと!

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※神楽軕の先触れの昼食の様子。

 平成30年の大垣まつりは、中町は二両軕で神楽軕の先触れが木曜日から始まりました。先触れの木・金の2日間は平日のため人員確保が難しく、苦労が付きまといます。という私もフルには参加出来ておりませんので大変申し訳なく思っております。担務員長は実に大変なのです。そんな中でもやり繰りせねばならないからです。祭りは一人では絶対に出来ませんし、皆の協力なくして軕を曳くことは不可能だからです。
 人が少ない中での木曜日の先触れは、中町神楽軕の場合、午前中は『町内渡し』でほぼ予定が終了します。まず稲荷神社から出発して中町の近江屋酒屋さんまで南進します。要するに中町の端から端まで移動する訳です。そして担務員長の挨拶の後、お神酒とスルメを頂きます。そしていよいよ出発となります。中町から始まり、同じ神楽組の本町から新町へ神楽軕を渡します。そのときは勿論お囃子は生演奏です。間違っても音源など使いません。使ってはいけないのです。ですので先触れ初日の午前中の行事である『町内渡し』は、囃子方が絶対に居なければならないのです。また、神楽組の町内渡しの行事では祝儀を集めない事にもなっておりますので、実質的には木曜日の午前10時頃から先触れが始まるわけです。

 さて町内渡しの行事が終わり、先触れに回ると大事な仕事「ご祝儀集め」が待っています。少ない人員で多くの家庭や店や会社を訪問するわけですから大変です。また昼食に立ち寄れる食堂を、予め時間を決めて確保しておくことも非常に大切なことなのです。簡単に入れると思ったら大間違いです。昼時はどこも一般客で満員ですから、いきなり行ってもお店側に断られる事など当然であると理解しておくべきです。食事をするにも一苦労なのです。“何とかかなるでしょ”は通用しません。予定が狂うと上の立場の人間ほど苛立ちが大きくなってくるのです。ですから全ての事を前もって緻密に計画を立てておく事は重要ですし、これらの計画を立てるところから祭はもう既に始まっているのです

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