試楽の午後、自由行動の危険性。

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※試楽の午後、住宅地を通る「布袋軕」。

 大垣まつりが始まる一月ほど前には、巡行コースにおける道路の段差や電線の高さを事前にチェックして、当日に備えて危険な個所がないか見聞して回ります。段差があれば軕は通れませんし、電線が低くて引っ掛けてしまっては大変なことになりますので、担当の責任者のこれらの役割は非常に重要となります。しかし、これはあくまでも巡行コースの話であって、試楽の自由行動は、各町内の責任の範疇となりますので気が抜けません。
 祝儀集めの時の軕の運行は、ゆっくりと動かしては止まりの繰り返しですので注意力が散漫になりがちです。手古さんが特に注意しなければならないのは、看板や電柱に勾欄をぶつけないように注意する事と、電線を屋形で引っ掛けて断線させないようにする事です。祝儀集めの為に住宅地の密集したところは要注意です。無理して行くより引き返した方が賢明な時が有ります。いつもの事ですが、危険な個所を通る時なんかは、担務員長はじめ、各々がどなり声を上げて手古さんに叱り付けることで、しばしば険悪な雰囲気になることがあります。気持ちは十二分に理解は出来ますが、一旦吐き捨てた言葉は戻りませんので言葉使いにも注意が必要です。内輪もめほど醜い事はありませんので、自分の気持ちを各自がコントロールしなくてはいけないのです。

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