大垣まつり、「布袋軕」のお囃子。

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※八幡神社前での「布袋軕」の奉芸の様子。

 布袋軕のお囃子には『能管』を使用しています。平成24年の布袋軕復元の年は、道行きと帰り軕の2曲のみの披露で、しかも助っ人頼みの初年度でした。そして翌年から平成27年までの3年間は中町の人間だけでお囃子を行いましたが、流石に2曲のみでは限界を感じるようになって来たそんな折、鈴木さんに出会い笛と太鼓のお師匠さんを御紹介して頂いたのです。作調していただいた方は、望月流打ち物師範の「望月太喜子」先生です。※その後「望月彦太喜」に改名。その先生は、歴史ある中町布袋軕のお囃子を復元新調することに戸惑っておられた御様子でしたが、先生の上のお師匠さんに御相談されたところ、“これは非常に名誉ある事なのでお引き受けしなさい”との御言葉をいただけた事で受けていただいた経緯が有り、新生布袋軕のために実に10曲を越えるお囃子を布袋軕のために作調していただきました。

 1.かいし布袋軕の道行曲。
 2.通りサワギ八幡神社での奉芸曲。
 3.湯立て追い出し布袋軕の帰り軕。

 ここまでの3曲は、御披露しております。

 4.前置き
 5.拍子木
 6.中の舞クズシ
 7.本神楽
 8.唐楽
 9.宮神楽
 10.オソ付
 11.ことぶき

 この4~11は未公開の掛芸曲なのです。これらの8曲を組合わせて約8分の長さに仕上がっております。現在の布袋軕の掛芸は、謡曲「賀茂」の音源を使用してからくり芸を演じておりますが、この謡曲「賀茂」による掛芸の映像から先生に編曲してもらったものなのです。先生曰く、掛芸の流れはそのままに曲を載せ替える事が出来るそうで、将来、布袋軕のからくり芸をお囃子で披露するための貴重な未公開曲なのです。

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